【怖い話】海岸に面したテラス席がある洋食屋でカレー食ったんやが、、、

そしたら何気なく見てた磯ですごい怖い場面見ちゃってさ

語っていいかな

まあ話すと長くなるしそんなとんでもなく怖い話でもないが

よく考えたらゾッとする程度の話なんだけどね

>>3まあそういわずに

この前の休日さ

俺は早朝からドライブしてたんだ。ドライブしてたんだ。一人でな

そんでその日は海岸線沿い走ることにしたんだが平日なのにけっこう道路は混んでるわコンビニ入ると家族連れ数組に出くわすはでさ

もう夏休み終わった直後のはずだけど不思議だなあと思いつつ車を走らせ続けたわけよ

そんで手頃な磯場見つけてさ
車を大型駐車場に停めて買い込んだお菓子と缶コーヒー持って降りてったわけよ

そんで岩場に座って磯場に足を膝までつけてさ

足海　を始めたわけさ

足湯の海バージョンだね

暑かったからね。生臭い磯の海水は生暖かく感じた

よく見ると岩場は変な虫這いずり回ってたり、グロテスクな亀の手みたいな生物がくっついてたり、ダイレクトにフナムシいたり

普通の人はくつろぐ環境じゃないかもしれない

でも俺はそういう場所で過ごすのが好きでな

近くには家族連れが数組みいて釣りとか磯遊びとかしてた

もうクラゲの季節だし、そもそもそこビーチじゃないし水着の人は一人もいなかった

その混んでもない、人がいないわけでもない空気はなんか心地よかったのさ

そのとき買ったお菓子は

甘いコーヒー牛乳（500ｍl）とピーナッツ。俺は長時間何か楽しむときはその組み合わせ好きでなあ　
　
ピーナッツを一粒一粒カリカリしながら甘いコーヒー牛乳で少しずつ洗い流すんだ

そんな感じで９月始めの海と風を楽しんだわけさ

その足海

俺には流儀があってな

足が砂で汚れる場所は選ばない、波が来るとこも選ばない

そんな感じ。干潮時磯場が10メートルほど続くとかは確実に波は来ないし、かつ腰掛けて足を浸けられる海水もある感じな

まあそんでそこで２時間ほど時間潰した

生ぬるい海水に足をつけてるとはいえけっこう汗をかいたくらいだったわ。まさに天然のサウナだね

んでそろそろお昼かなあって思って大型駐車場にもどったわけよ

なんか気になったのは犬連れの老夫婦２組とすれ違ったり、自転車乗りのおっさんらしき集団とすれ違ったり

人いっぱいいるけど、この世界に10代後半から20代前半の若者いないのかよ？って思うほど

子供　40前後の男女　老人　犬しかいなかった

そんでまあ車で汗かいたTシャツとジャージを着替えてさ。新しいジーパンとTシャツで大型駐車場にあるお土産屋さんで和風財布とか奮発して買ったりしてさ

そこを離れることにしたんだ

そんでしばらく走ったらさ

けっこう駐車場大きな小さな洋食屋さんみたいのを見つけたわけさ

そこで後に恐怖体験するとも知らずにな

>>23やだよ身バレするし

レストランの前には「ソフトクリーム」「たこ焼き」とかの旗があった

なんとなく屋台兼レストランみたいな感じなあ？混んでたらたこ焼きとソフトクリーム買うだけにしようかなって思って店に入ってみるとさ
　
客は一人もいなかった

その時点で不思議だった

ソースの香りがいっさいしない。それに店の名前が「カフェ〇〇」みたいな

不思議に思いつつも、この地域の予約なしの客の挨拶がわからん

俺は無難に「１人なんですけど」と掃除してたおばさんに伝えた

おばさんは目を丸くすることもなく、「はーい、お一人様。お好きな席にどうぞ～」と厨房のほうに聞こえるような大声でいった

当たりだった。たまに１人なんですけどとか言うと「！？」みたいな反応されてさ
「予約なしですが」「いいですか？」が最初の言葉だったりするからな

店内を見ると、ありがちなテラス席があった

屋根付きのオープンカフェ風とでも言うべきか　　

ドアが開きっ放しの海に向かう出口を出ると、雰囲気ある古いスノコの上にテーブルと椅子が並んでて、屋根は店から伸びてる感じ

当たりじゃん？

そう思って俺は海がよく見える席に座ってメニューを開いた　
冷房いっさいない店で店内も自然のが風を入れてるみたいだった
夏場は海の家みたいにしてるのかなあ？なんて思ってると、たこ焼きの匂いがどこかから漂って来るのを感じとった

もしかしたら死角に屋台あったのかも。メニューにはたこ焼きはなかった

>>29本当いい感じだった。今度お前も連れていきたいよ
　
内装もいい感じでなあ。上手く言えないけど東南アジアチックなでもどこかハワイアンな空気もある。古い木の壁を生かした布性のインテリアと造花がさり気なく飾ってある感じ

そんで俺は無難にカレーとアイスコーヒー頼んだのさ。合わせて1200円くらい行っちゃったけど。この雰囲気楽しめるならありかなあって感じで

しばらくしたら他の客がチラホラ入ってきた。50代の夫婦と30代の女性二人組に見えた

そしたらさ　
突然、テラスの少し離れた席に座ってた女性二人組の一人が悲鳴あげたんだ。関西弁で

「ここ絶壁やん？」

何事？と思って立って俺も確認したらさ

そのカフェテラスは絶壁ギリギリにあったのさ
目の錯覚で海岸線までなだらかな丘かと思っててさ

完

すまんな秋の夜長にしては刺激が強い怖い話だったかな

>>37
落ちたら死ぬだろ

>>39あーある意味近いかも

見た目は全然違うが