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ためごろー
本日も

306 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 17:32:01.90ID:VOJi1A0Y0
大した話じゃないけど、ふと思い出したので投下。
俺が小学校低学年ぐらいの頃、10月の頭ぐらいだったかな。父親の友人達と家族ぐるみでキャンプ行った時の話。
森の中で簡易的なテントを張って、みんなでバーベキューしてたんだ。
肉焼くのとかは全部大人たちがやってるから、特に腹がすいてるわけでもなかった俺は隅っこで暇してた。
そんな俺を見兼ねてか、父の友人に「フジさん」って人がいるんだけど、そのフジさんのお兄さん(フジさんではない)が気遣って「あっちに遊具あったけど遊びに行く?」って言ってくれた。
やることもなかったから二つ返事で了解して、100~200mぐらい?(小っちゃかったからここは記憶が曖昧、テントやらが余裕で見えなくなるぐらいの距離) 離れた公園まで連れて行ってもらった。
公園って言っても森の中だから、切り株とか丸太再利用した遊具があるだけなんだけど。それでも俺は十分楽しくて、丸太に飛び移ったりしてて遊んでた。他の子どももいなくて、そんなに数があったわけじゃないけど、でかい遊具を独り占めできることにテンション上がったのを覚えている。
フジさんのお兄さんはというと、そのへんのベンチ座って、遊んでる俺が怪我しないか見てくれていた。
しばらくすると、フジさんのお兄さんは「トイレ行ってくるからここにいてね」って言って、向こうの方にある公衆トイレに入った。オシャレなログハウスっぽい奴じゃなくて、カビ臭くて壁のタイルが黒ずんでるようなトイレ。




307 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 17:35:10.57ID:VOJi1A0Y0
2分経たないくらいかな、テントの方から「いたー!!」って叫び声が聞こえた。反射的にそっちを向けば、フジさんがこっちに駆け寄ってくるのが見えた。
「探したんだよ! も~、俺くん勝手にいなくなるからみんな心配してたよ」って言って俺の手を引くから、俺は焦って
・フジさんのお兄さんに連れてきてもらったこと
・今トイレに入ってるから一声かけなきゃいけないこと
を端的に話した。目視できる距離だけどトイレからある程度離れてるし、「ここにいてね」って言われたから、何の断りもなく動いたらマズいかと思ったんだ。

そしたらフジさんは急に真面目な顔になって、「本当に僕のお兄さん?」って聞いてきた。
「(親父の兄)じゃなくて?」
「うん」
「(もう一人の友人)でもなかった?」
「うん、絶対フジさんのお兄さん」
こんな問答が十秒ちょっと続いた後、フジさんは何も言わずに俺を抱えて、小走りでテントまで戻った。
「えっ結局置いてくのかよ」と思ったけど、なんか険しい顔で怒ってそうだから口を出すこともできず、俺は大人しくテントまで強制送還された。

あとで知ったんだが、フジさんは一人っ子らしい。

308 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 17:44:33.93ID:bDNdvYvd0
フジさんはなんか知ってんのかな

309 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 18:20:43.22ID:cn66rclM0
もやっとする

310 1/3 :2023/08/08(火) 18:41:36.65ID:JFvLi0ez0
今年、高校から大学まで一緒の先輩に言われて、車で地元の神社を巡ってた時
高校の頃は町営バスで毎週通ってたルートでも、やっぱり先輩の運転だとちょっと新鮮で、若干はしゃいでたんだよ。
その上がったテンションで、なぜか「魔女っておるんすかね」って聞いた。
そしたら先輩はなんだコイツみたいな目でルームミラー越しにこっちを見て、
「不謹慎やろ」って。

山と川の隙間みたいな道からやっと平地に抜けた頃、やっと先輩が喋ってくれるようになってさ。
「魔女っていうのは不謹慎。話で出したら良くない」
「え、なんでっすか。魔女裁判の拷問とか……」
「それは全然」
そう言われて、なんか不思議な気持ちになって。
確かに普段から真面目で融通利かないけど、こんな事言う気がしなくて。
ニコニコ動画を一緒に見始めた頃から今まで、殺人事件とかオカルトも喜々としてるような人なのに、なんで?って。
「魔女にされるのは確かに怖いっすけど」
「な。魔女の考えって怖いねん」
その辺りでもう意味わからなくなって、
「海外っすよ、魔女って。イギリスとかじゃなかったっすか……」
「日本にもおる」
意味がまったく分かんない内に、結局振り返って自分の目で確認する事にしたんだよ。
自分達がさっき通ってきた方向、山道みたいな県道の方向ね。
「魔女とかおります……」って言い返したの。当たり前だけど、なんにも居ない空を見ながら。居らんでしょって。
「なんでそこ見たん?」
そう言われて驚いたの覚えてる。
なんで、そこに魔女が居ない事が反論になるって思い込んでたんだろって。
先輩が指さして、そこに居るって言った訳じゃないのに。

311 2/3 :2023/08/08(火) 18:41:58.98ID:JFvLi0ez0
神社巡りが終わって、先輩の実家の部屋で寝っ転がってる内に気になってきてさ。
それでGoogle使って見てたら、先輩がその辺りの土地を検索した履歴が残ってた。
大学上がる前、だから二年ぐらい前の履歴だったけど。
でもあんな空気になった後で聞きに行くのも忍びなくて。
先輩の誕生祝いで買ったって分厚いテレビで映画見てたんだ。
クーラーもあからさまに古いのに、10畳ぐらいある部屋をなぜかめっちゃ冷やせる事とかも、高校の頃を思い出しながら懐かしんでた。
そしたら、下の階で冷蔵庫漁ってたっぽい先輩が帰ってきて一言、
「今空見んなよ」
って。
正直ずっと感じてたんだよね。空に女が浮かんでる気がして、ずっとその考えが頭に残ってて。
絶対に居ないって分かってる筈なのに、カーテンを閉める為に窓に近付くのも怖いから、先輩が二階に上がってくるのを待っててさ。
「こういう時は写真だけ撮っとく。まだ人生楽しいから」
絶対写らんけど、って付け加えながら、先輩は開けた窓から細腕だけ突き出して、古いカメラで空を撮影してた。

312 3/3 :2023/08/08(火) 18:42:43.43ID:JFvLi0ez0
それから何年か空いた頃、先輩の持ち物だったって事でカメラを触る機会があって、ぼんやり写真のデータを見てたんだ。
その時に偶然あの写真を見た。
あの日先輩が窓を開けて撮った空の写真。
やっぱりそこには魔女なんて写ってなくて、先輩の家族が欲しがってる彼女の顔も写ってなくて。
ただなにか、何かが決定的に写っていない、っていう変な感覚だけあったんだ。
写真の腕が上がった後も空を撮るのを趣味にしてたせいか、空を撮った写真が恐ろしいぐらいの数があったんだけど、
そんな虚しさを感じるのはそのたった一枚だけだった。
それで確信したんだよ。
いつか絶対に、写真に写った虚しさの正体を理解してしまう日が来るって。
絶対居るんだよ。絶対空に女が浮いてて、いつか絶対にそれを見る日が来る。

ずっと、先輩の部屋で調べてた場所の事が頭の中にある。
あの日行った神社は熊野本宮大社という所で、通った道は新宮市からの国道168号線。
ちょうどあの時魔女が居るって思った空の真下にさ、ゴーストタウンになってるけど集落があるらしいんだ。
特徴的な地名だから、分かる人には分かると思う。バス停の名前にもなってた筈。
いつか耐えられなくなる前に、その場所に行ってみようと思う。
写真に写った欠落感が、日に日に大きくなっていってる事に、もう耐えられない。

316 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 20:06:30.34ID:h9WKk53h0
笑い女にあったことがある人おる?

320 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 21:00:43.06ID:+jRBuucu0
>>316
不気味な女が笑ってる話はたまに聞くな
どういうのに遭遇した?

321 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 21:06:48.04ID:h9WKk53h0
>>320
地元のスーパーの近く(月極駐車場)になんか笑っている女みたいなのがいたんだ
俺は笑い女っていう話は知っていたから見てないふりして通り過ぎたけど…

324 本当にあった怖い名無し :2023/08/08(火) 23:42:14.88ID:+jRBuucu0
>>321
それはヤバいな
霊にしろ人間にしろ関わっちゃ駄目なやつだ

317 ぬぬぬぬ :2023/08/08(火) 20:56:12.21ID:682oqle/0
小1ぐらいの時なんだけど、留守番中に近所のおばさんが
「いほひホピおっっっほッッwww」って言いながらうちの周り走り回ってたのが
未だにトラウマ。
しかも、うちのインターホン壊れるレベルで連打していったんよ。

325 本当にあった怖い名無し :2023/08/09(水) 00:22:57.44ID:wLZrkSfr0
俺も見たことあるわ
20年前の商店街でニタァって笑う黒髪の女だった
一緒にいた奴も見ててえ?知り合い?って言われたけど全然知らないし気持ち悪かった

340 346 :2023/08/09(水) 11:00:01.46ID:bJw4jGUf0
長くなるけど、丁度この時期に起こった出来事を

私の姉は以前に幼い娘を病で亡くし本当、抜け殻のようになってしまってた
そこへ姉の夫となる義兄がお前が丈夫に産んであげなかったからの一言が追い打ちをかけ自殺未遂
義兄は自分が悪かったあの時はマトモじゃなかった許してくれ、別れたくないやりなおしたいと何度も泣きながら謝罪した
義兄も娘を溺愛してたし辛かったんだろうけど姉は心折れてしまったし激怒した父が間に入り姉夫婦は離婚した

341 340 :2023/08/09(水) 11:03:05.58ID:bJw4jGUf0
つづき

それから何年も経った頃、丁度実家に帰省していたら元義兄がやってきた
姉はどうしてるか尋ねてきたけど意図がわからないし両親は適当に返答濁してたんだけど
元義兄はわざとらしいため息ついてあれから自分は再婚し子供も生まれすごく幸せだ
相変わらず不幸なままの姉に申し訳ないと言い出し、自分だけ幸せになり申し訳ない姉は可哀想にを繰り返す
その姿が何か得体が知れない気持ち悪くて結局父が追い返してその時は終わった
…と思ったら一時間後くらいにまたやってきて姉も再婚して子供がいるそうじゃないか!どういうことだ!とキレまくってる

342 340 :2023/08/09(水) 11:03:49.75ID:bJw4jGUf0
つづき

実は姉も再婚して子供もいるんだけど元義兄の様子から言わないほうがいいかなと家族みんな察して言わなかった
だけど元義兄は庭にいたご近所さんにまで久しぶりと挨拶しつつ幸せな自分と比べ姉可哀想話したら
ご近所さんにそれを暴露され激怒して家に引き返してきたらしい
再婚してまた子供作るとか姉は亡き娘に悪いと思わないのか!何幸せになってんだ!とわめく義兄
いい加減にしないと通報すると言ったらやっと帰ってくれたけど本当気持ち悪くて怖かった

その事を姉に報告し当分帰省するなと伝えてから、元々田舎に移住予定だった両親は引っ越したし
あれからもう元義兄が接触することないし、本当に新たに家庭を築いたらしいけどとても幸せに見えず怖かった

343 本当にあった怖い名無し :2023/08/09(水) 11:08:17.34ID:DyoF8nfG0
そしてそのAさんが住んで何年か経った。
ばあちゃんも足が悪いから施設と家を行ったり来たりしてたんだ。
そして最近ばあちゃんの家周辺から変な匂いがするって、ばあちゃんの面倒をみてた父親の弟さんが言い出したんだ。
多分野良猫でもしんでるじゃないかと言うので落ち着いたんだけど。
そんなばあちゃんが施設に行っているある日、父親の弟さんがどうやら2階から変な匂いがすると思って2階を覗いたんだ。
ばあちゃんの2階は廊下の1番手前にトイレがあって、1番奥に部屋があるんだけど。
そのトイレから脚が出てたんだ。
この時点で察した弟さんは救急車に電話した。
そして私達のところにも電話が来た。
2階に住んでた人がしんでたって。

344 本当にあった怖い名無し :2023/08/09(水) 11:23:45.27ID:DyoF8nfG0
しかも遺体はドロドロで所々骨も見えてたらしい。
救急隊の人達もこれは警察に連絡するしかないと言うことで警察が来ることになった。
警察が言うには死後10日くらい経ってるみたいで、現場になったトイレは遺体から出た液体でめちゃくちゃになってた。
もう壁や天井までにも染み込んじゃったみたいで、業者の人達からここはもう壊した方が良いと言われた。

346 本当にあった怖い名無し :2023/08/09(水) 22:35:48.16ID:N5x8v+vC0
ベランダに誰かいる

347 本当にあった怖い名無し :2023/08/09(水) 22:36:26.89ID:N5x8v+vC0
ヤバイヤバイどうしたらいいのか…

360 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 12:12:12.66ID:XLCGQno+0
死ぬほど怖くもないが
 もう30年くらい前に友人から聞いたT県某市T町での話になる 
 その友人が同僚の家で酒を飲んだあと、同僚からは泊って行けと言われたが
 その日はさっさと帰る事にして2AM頃に夜道を寮へ向かってとぼとぼ歩いて
 いた 同僚の家からそう遠くない所にある踏切のすぐ手前には、線路に沿って
 小川が流れており、その上にかかる小さな橋を通りかかった所、橋に沿って
 右にカーブして歩くつもりが友人の意図した方向に足は動いてくれずそのまま
 直進を続け、ひざ下くらいの高さの背の低い欄干に間もなく到達しようとして
 いた このまま止まらないと橋から川に転落してしまうと友人は慌てるものの、
 足は一向に止まっても進路を変えてもくれない
 あと数歩で欄干から川に転落するというその寸前、暗闇の川から鳥が
 「ギャーッ!」っという大きな鳴き声を発し、その声ではっと我に返った友人
 はようやく立ち止まる事ができ、川への転落を免れたという。
 果たしてその踏切や手前の川に過去何らかの出来事があったのだろうか
 それはわからないがそれ以降、友人は歩く時には足が自身の言う事を聞いて
 随意に動いてくれるのか、川や池の近くでは特に気を付けて歩く様にしている
 との話である。

363 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 13:16:45.61ID:XLCGQno+0
(続き)
 草木も眠る丑三つ刻に瞬間的に表れて消えるならわかるが、今は昼間でしかも
 もう1分間以上はこうしてその知り合いの隣に立ち続けているのでこれは幽霊
 の登場の仕方としてはレアケースなのではないかとも友人は漏らしていた。
 そんな状況でも何とか知り合いに退社の挨拶を済ませて、知り合いとその横に
 立ち続けている白い者のいる事務所から逃げる様に立ち去った友人だが
 その1年後には知人のつてで、その事務所・その知り合いの下で事務員として
 半年間ほど勤務する事になった。勤務期間中は例の白い者は1度も見掛けなか
 ったという。前述の退社の挨拶をしに行った頃にはその知り合いの母親が頭部
 血管の破裂で亡くなったという話を知り合い自身から聞いており、友人が挨拶
 に行った時にはまだ49日も経ってなかったよな、隣は親会社が待機室として
 使っているのに何でその事務所は元々物置として使われていたのかという疑問
 等もあるが結局、「見えない人」の友人にも私にもそれ以上の事はわかり
 かねる件だった。

364 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 13:26:21.51ID:XLCGQno+0
その友人、現在働いている職場でも何か体験しているらしく私から見ても
友人は典型的な巻き込まれ型と思う。しかも今回は友人だけでなくその職場の
同僚皆が口を揃えて同じ事を言う。
しかしその件については友人の仕事も考慮して書き込みはあと十年位経って
からにした方がよいだろうと判断している。

372 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 18:50:01.01ID:fIb3W3d80
あんまり怖くないかもしれないけど不思議な話を一つ
私が中学生のとき、実家に母方の叔父が居候してたんだけど、その叔父が今週の日曜日に秋葉原へカーナビ買いに行くから、
一緒に行かないか?と誘って来た。
実家は下町の方なので秋葉は近い部類だったが限られた小遣いで頻繁に行ける場所ではなく、当時アニメとかゲームにハマってた私と弟は狂喜乱舞して、二つ返事でOKをした。
母も誘ってみたところ、歩行者天国に前から興味があったらしく、結局叔父と母、私と弟が行くことに。
混雑する日曜日ともなると、駐車できる場所が少なくなるため、当日は午前の早い時間帯に出ることで決まった。

373 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 18:50:47.05ID:fIb3W3d80
待ちに待った当日、叔父と私と弟は早起きして出発する準備を着々と進めていたが、母がしきりに「気分が乗らない」と言う。
母は、出掛けの準備に時間がかかるタイプで、母以外の3人はまたやってるよみたいな感じで母を急かしたが、
全く動こうとせず、挙句の果てには午後から行かない?と言い出したのには、みんな呆れ果てたが、あまりにも言うので渋々従うことにした。
とはいえ、母以外は準備が完了していたので、母の気が乗るまでテレビを見て暇を潰すことにした。
12時を過ぎた頃だったかな、突然ニュース速報で「秋葉原の歩行者天国でトラックが突っ込み怪我人多数」というテロップが流れた。
そう、その日というのが2008年6月8日(日)だったんだ。
秋葉原通り魔殺人事件があったあの日。
もし、時間通りに出発してたらどうなっていたか、想像すると今でも鳥肌が立つ。

374 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 18:51:23.43ID:fIb3W3d80
母に当時のことを聞いて見たところ、なんだか朝から気分が乗らず、行って見たかった秋葉原にどうしても行きたくなくなったと言っていた。
ただ当時のことを思い出そうとすると頭にモヤがかかったみたいになって、あまり詳細を覚えていないとのこと。

うちの母親にはこういう話が多くある。
例えば中学2年生のとき、母と高校見学しに行ったところ、校門から出てきた制服を着た生徒を見て母親がふと「あなたこの高校通うことになると思う」と変なことを言う。
詳しく聞いてみると、今の制服着た生徒を見て、同じ制服を着て学校に行く私のイメージが突然湧いたのだという。
件の高校は、別に志望度が高い訳ではなかったので、何言ってるんだか、とスルーしたのだが、高校受験の結果、その高校以外に全て落ちたため、母の予言通りにその高校に通うことになった、とか。
虫の知らせって本当にあるのかなと思う。
以上、取り留めのない話ですまん。

375 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 19:32:29.21ID:PXB8UTiq0
スゲー。こういう話もいいね

376 本当にあった怖い名無し :2023/08/11(金) 19:57:52.42ID:fIb3W3d80
>>375
感想ありがとう。こういう経験があったからか、俺自身虫の知らせ系の話が結構好きなんだよね。
あと一歩のところで事故や事件に巻き込まれずに済んだ、とか。

378 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 00:10:59.70ID:cwFK4bGX0
>>376
いつもなら左折する場所で左折せずに直進したら左折する筈だった見通しの悪い
狭い道路から対向車が出合い頭のタイミングで出てきてて、そこ曲がってたら
正面衝突してたところだったとか、逆にほんの瞬間の思い付きで右折すると
出合い頭で対向車が来てたとかそういう良いのも悪いのも虫の知らせかなんか
なのかもな。それとも神社近くでそういう事あったら神社の鬼門とか気にすべき
なのかな?

379 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 01:31:33.69ID:ivskf9p50
怖い話っていうか不思議な話
昔ブラック企業で営業をやってたんだけど時間を潰すために入ったマッサージ店
(ピンクじゃなくて健全な店ね)で施術中、うっかりうたた寝をしてしまった。
その時に夢を見た。誰かに「今だけだから」というような意図の事を言われたんだわ。

380 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 02:05:30.36ID:ivskf9p50
続き
その夢を見た2ヶ月後、会社が経営悪化で潰れる事になって自分は他業種に
好条件で転職できた。給料が大幅に上がって生活が一変した。
それまで低収入でカツカツの生活してたのに急に金回りが良くなって余裕がある生活が
できるようになった。

夢で言われた「今だけだから」っていうのは(ブラックで働くのは)「今だけだから」
っていうのを指してたんだろうな~って思ってたんだけど、しばらくして家族の重病
(治療方法が無い難病だった)が発覚して、若かったんだけどあっという間に亡くな
ったんだよね。

夢の中の人物が「今だけだから」って言ってたのは自分の境遇の事を指してたのか、
家族の命がもうすぐ終わるっていう事を教えてくれてたのか、どっちなんだろう?
って今でも思う。

381 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 02:10:20.76ID:URHnebCz0
おぉ、不思議だな

383 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 09:50:34.79ID:DOVoAIQd0
お盆ってことで、父親に着いて、九州の真ん中の方の県まで帰省をしてるんですよ。今までは自分が受験生だったってことやら、コロナ禍ってのもあって規制を自粛してまして、かなり久々の規制になりました。このスレに書き込みをするような人間ですので、もちろん夏の帰省で、なおかつ街灯の少ない田舎ともなると心が怪を求めて疼くんですよ。
だから、昨日は朝からバックパックに水を持って、単身山に突っ込んで行ったんです。

392 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:51:23.92ID:I6dhzLA60
>>383
奇妙で面白かった
誰かに再度行って、写真撮ってきて欲しいな

393 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 11:02:21.65ID:DOVoAIQd0
>>392
場所、明かしてもいいんですけども、如何せん父方の実家のある田舎なので、正直なところそとっしといて欲しいんですよね。あと何より、自分がどうしてその場所にたどりつけたのかが分からないので、再現性がない可能性が高いです。

384 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 09:57:14.80ID:aeQrcsI80
こんな文章書けるのすごいな

385 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 09:57:27.05ID:DOVoAIQd0
のどかなもんで、直射日光さえ避ければ涼しく心地の良い山の中を歩き続けていました。
(道すがら寺でもあれば面白いんだが)と、
特に下調べもしていない登山中の山の頂に思い馳せつつ、歩き続けていました。

今思い返すと、虫が少なかったように思います。イヤホンで音楽を聴いていたとはいえ、この時期にしてはセミが大人しかったように思います。清流しか流れていないとはいえ、虫に刺されることもありませんでした。

結局、山頂までは特段何かがあるというわけでもなく、あっさりと着いてしまいました。
ま、こんなもんか。と、帰路につこうと振り向いたところ、帰りの一本道の真ん中に、1人の老人が佇んでいたんです。

386 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:09:53.47ID:DOVoAIQd0
まぁ、生えてる木々はそこそこに手入れされている様子ですし、辺鄙なところではありますが、いくつかの朽ちかけの民家も無くはないので、人がいること自体には疑問を抱きませんでした。まま、疲れてますし、クーラーの効いたばあちゃん家で涼みたいのもあって、会釈程度でさっさとその場を去ろうとしたんです。
「もし」と私が4~5メートルは離れたところに、見た目の割に通る綺麗な声で、私に声をかけてきました。
なんだろうと振り返ると、1メートルにも満たない距離に彼が立っていました。
声の距離は確かに遠かったのに、目の前に居ました。
おっほ、とかなんか、変な声を出して驚いた私を気にする様子もなく、彼は続けて
「水やら飯やら、なにかありませんかね」と言ってきまして。
「あ、水とかですか、パンならありますけども」とバックパックに入れて置いた携行食を手渡すと、謝辞も何も述べずに、回れ右して歩き出したんです。
(失礼だな)とは思いましたけども、その時は好奇心の方が勝ったもんで、彼の後についていったんです。

387 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:11:30.49ID:aeQrcsI80
期待

388 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:23:47.58ID:DOVoAIQd0
着いた場所は、庭は草がボーボー生え、家の壁にはツタが這っているようなボロボロの廃屋でした。
「○○○(聞き取れなかったですが、ゲゼマ?みたいなことを言ってました)、入りますよ」と声をかけ、玄関の蔦をものともせずに戸を開けて、私からパンを貰い受けたおじいさんが中へ入っていきました。
なんだ、同居人に食べ物をあげようとしてたのか
と思った時に、凄まじい臭いが鼻を突きました。道路で轢かれて放置された動物のような臭いが、あの老人の入っていった廃屋から臭い出したんです。
まさか死体でもあるのか?と思っていると、開けっ放しの扉の向こうから何やら声が聞こえてきまして
「……食べないかん」「そんなもんは食えん」
「でも………、今はもう……」「お前の……知らん。」
「でも………」「外におる奴を連れて来ればいい、シャガイミ?には足りるから…」
などと意味の分からない会話が聞こえてきました。
外にいるやつって俺のことか?と何やら面倒なことに巻き込まれそうだと察知した私は、逃げようか、事の顛末を見届けようかと迷っていました。
するとスっと玄関の方からボサボサの白髪が見えました。
先の老人も白髪でしたが、禿頭が見えるような短さだったので、玄関から見えたその長い白髪に興味を惹かれて動きが止まってしまいました。
「ほら、おるじゃないか。まだ肉付きの良さそうな奴が」と、覗いてくる顔には、肉と皮がありませんでした。
焦がした肉のような見た目の頭蓋骨に、ボサボサの髪が張り付いた頭が、老人の入っていった廃屋から現れたのです。

389 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:33:31.70ID:DOVoAIQd0
あ、これはマズイ。
ひと目でそう思わせる化け物が現れて、私は脇目も振らずに駆け出しました。その登山道はぐねぐねとうねっており、幾重にもS字カーブが折り重なっているかのような作りになっていたので、本当に危険ですが、道を素直に走るようなことはせず、道と道の間の急勾配の茂みを転げ落ちるように逃げ帰りました。

川に沿って走り、茂みを抜け、そんなこんなしていると、さっきまであった道を見失ってしまいました。
最悪なことに、スマホも圏外で使い物にならず。戻って道を探そうにも、かの化け物が待ち構えていないという保証もない。八方塞がりになってしまった私は、身体の疲れもあり、しばらく途方に暮れていました。
段々と日が傾き、空が若干赤みを帯びてきたので、仕方なく立ち上がり、昔どこかで聞いた『遭難した時は、時かく曲がったりせずにひとつの方向へ歩き続けろ』という知識を元に、スマホのアンテナが立つことを祈りながら、森の中を歩き続けました。
すると、1本の獣道らしきものに遭遇したので、その道に沿って歩くことにしました。
歩いていると、道の端に赤い帯?のようなものを括られた、だいたい30センチくらいの石が等間隔で並べられている場所に行き着き、どうやらこの道が獣道ではないということに気が付きました。

390 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:43:23.80ID:DOVoAIQd0
何とか人のいる場所に戻れるかもしれないという事実は、私の心を奮い立たせました。足取りが確かなものになったと自覚できるくらいには、元気が出ました。
喉の乾きや、打ち身の痛さの感覚も戻って来る程に、段々と冷静になっていきました。
そうして日が暮れそうになるくらいまで歩き続けていると、山の奥にひっそりと立つ神社のような所にたどり着くことが出来たのです。
その神社の境内に、私を待ち構えるかの如く佇んでいた住職に『君、良く来たね。早くこちらへおいでなさい。』と声を掛けられました。
あぁ、間違いなく助かった!俺はまだ生き延びることが出来る!と確信されるような、優しい声音でした。
残りの気力を使って、彼の元まで駆け、たどり着くや否やくずおれた私を、お坊さんは優しく抱き起こしてくれました。
『人は時に、自分の意思とは関係なく理を外れることがあります。君は運が良かった。自分の日頃の行いに感謝しなさい。君の会ったものとは違って、まだ帰ることができるからね。でも、もう無闇に山に入ってはいけませんよ。ひとたび理を外れたものは、また理から離れやすくなりますからね。』と、私の目をしっかりと見据えて言うと、お坊さんはお経?を唱えながら私の目を覆い隠してきました。

391 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 10:48:54.48ID:DOVoAIQd0
気がつくと私は、河川の傍に横たわっていました。
山の麓の馴染みある場所でした。陽はかの寺にたどり着いた時よりもずっと高かったので、「あぁ、気絶したまま1日経ったのか…?」と思いました。
殆ど使い切った体力で、祖母の家までたどり着くと
「あれ?○○(私の名前)、随分早かったね。山は結局諦めたんかい?」と祖母が声をかけてきました。
どうやら僕は、山を登り始めた時から理から外れていたようです。

お盆ということで気が緩みがちでしょうが、山に入る時はお気をつけください。私のように運が良いとは限りませんので

394 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 16:20:14.27ID:3th5q/A80
まだ小学生だったころの話な。当時仲良かった友達が住んでたでっけぇマンションでかくれんぼしてたんだけど、
そのマンション結構暗くて、廊下もずっと続いてんじゃねーのってレベルで長かった。
野良猫もよく見かけるから、俺たちの間では定番の遊びスポットだった。
俺は廊下の端っこで、いつでも階段で降りられるように階段の近くで身を潜めてた。
そしたら、足音(しかも結構小走り)が聞こえてきたから圧縮されたようにかがんでやり過ごそうとした。
でも、友達じゃなかった。隠れていたら「コほほほほ」って咳と笑いを混ぜたような不気味な声が聞こえた。
しかもか細い女の声だった。かくれんぼしてた友達の中に女子はいない。
住人の人かと思って最初はすんなり受け入れてったんだけど、後からじわじわと「コほほほほ」の意味が分からなくなってきて、
いつも見てるはずの廊下が急に恐ろしいものに見えてきた。背筋が寒くなったから一階降りて友達を探してみた。

395 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 16:26:53.87ID:3th5q/A80
でも友達はどこ探してもいなくて、諦めて見通しのいい中庭に移動して、ベンチの陰に隠れながらガタガタしてた。
そしたら、甲高くケータイの着信音が聞こえた。ピリリリって感じの。
びっくりして後ろの廊下の方を向いたら、白衣か何かを着た全身真っ白な女がいた。
しゃがんでケータイ片手に誰かと通話しているようだった。会話の内容までは驚いていたためわからなかった…
そのあとはしばらくビビり散らかしながら友達を探していた。もうかくれんぼなんか放棄していた。

396 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 16:33:47.09ID:3th5q/A80
しばらくしたら友達を見つけたから、早口で今あったことを報告した。
こほほほほと笑う女がいる、ということと、白服の女が電話をしていたということ。
友達はしばらく黙った後、「それはコホホ様だよ」と消え入りそうな声で言った。
その友達(以下Rと表記)がいうには、町内会の人も認知しているらしい神様らしい。
まだまだガキだったから、信じたけど、そのあとやばいことに気づくのはもう少し後だ。
Rは鬼じゃなかったから、「複数人と行動すると見つかるぞ」と言われてまた別行動する羽目になった。

397 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 16:48:00.35ID:3th5q/A80
一人になってしまった俺はまたベンチの裏で隠れてた。
そうするうちにかくれんぼの鬼が来たので、息を殺して隠れていたが、結局見つかった。
鬼くんは俺の話を聞くと、「ああそれ知ってる。コホホ様でしょ。Rから聞いた」とぶっきらぼうな態度をとった。
鬼くんは最後に「その話、Rの家ですんなよ」と変なことを言った。
何はともあれ捕まってしまったので、牢屋に移動する。俺たちの間では、
牢屋はマンション入り口の、花壇と壁の間の小さなスペースと決まっていた。
牢屋に着くと、すでに一人捕まっていた。そいつは次からJと呼ぶ。
暇を持て余した俺とJはずっとSMAPを歌ってた。でも、歌い始めてすぐに声が出なくなった。
いたから。
3階の廊下に白く目立つ女が。
通称コホホ様は、廊下を四足歩行で歩いていた。

398 本当にあった怖い名無し :2023/08/12(土) 16:57:15.47ID:3th5q/A80
その光景は当時人気だった『リング』の貞子みたいだった。
Jは俺の声が急に止まったことにびっくりしていて、コホホ様は見ていなかった。
俺は少し冷静になった後、Jに「コホホ様知ってる?」と質問した。
でもJは気まずそうに何も言わず、黙っていた。
結局その日はアレの正体を何もつかめず、帰った。
その日は割とマジで寝れなかった。
怪談(かいだん)は、怖さや怪しさを感じさせる物語の総称。日本古来のものを限定して呼ぶ場合もある。中でも、四谷怪談・皿屋敷・牡丹燈籠の三話は「日本三大怪談」に数えられることが多い。 怪談(怪奇ジャンルの作品)は日本内では夏の風物詩のひとつだが、近年は冬の時期に放映や作品発表が行われるケースもある。…
7キロバイト (1,150 語) - 2023年4月15日 (土) 11:33



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